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武蔵野腹いっぺぇうどん(その3)

 ついに行ってきました。武蔵野腹いっぺぇうどん。

 食べたのは、当店一押しという豚肉汁うどん。一押しというので、他のものを選んで論評するのは邪道だとおもったので、それを選んだ。うどんとおつゆが分離されていて、つけ麺風にして食べるものである。ていうか、ぶっかけうどん以外腹いっぺぇうどんでは、そうして食べる。おいしかった。おつゆを全部飲んでしまった。

Butanikushiru  おつゆはしょうゆ味で、豚肉の油がよく出ている。ゆずの皮がすこし入っていてそれが、油濃さを中和して清涼感を与えている。もうすこしゆずが入っていてもよかったかと思う。具材は豚ばら肉っていうやつかな、脂身と赤身が半々ぐらいのやつ、それが結構な量入っていた。普通の店なら申し訳程度にしか入ってないようものだが、足りないと思わせないぐらい入っていて、いい感じ。ただ、煮込まれているので、ちょっと固めになっていた。肉の厚みをもう少し薄くすれば、硬い食感は和らぐかもしれない。ねぎは、関西でいう東京ねぎが惜しみもなく入っていた。1cmぐらいずつの長さに切られていて、薬味ではなく、ねぎとして味わえるようになっている。量的にはこれも、多すぎず少なすぎずっていう感じ。よく計算されていると思った。

 麺は、その店での手打ち麺で、手打ちしているところが店のなかから見えるようになっている。この麺もいい感じ。手打ちっていうのがすぐわかる。結構、こしがあるし、太め。麺の熟成途中なのか戦時中を思い起こさせる「すいとん」の味が時折して、なつかしい感じがした。「すいとん」の感じがするのは、ごくごく一瞬だけで、うどんとしてはその食感を含めて、美味の部類に分類されるとおもう。のど越しもよい。腹いっぺぇうどんというだけあって、普通盛りで400グラムあるので、これで十分。大盛りで600グラム、特盛りで700グラム、名前を忘れたが1キログラムっていうのもあった。400グラムは女性にはちょっときついと思われるので、300グラムとか、250グラムのメニューも追加したほうがいいと思うぞ。

 さて、今回なぜ、武蔵野腹いっぺぇうどんを食せたかというと、営業時間が追加されていたのだ。以前は、非難ごうごうの10時~15時だけだったが、これに加えて、17時~21時の営業時間が追加された。昼の部、夜の部の2段階構成で営業されるようになったということだな。えらいぞ、大島敏よ。売り上げが倍増したのではないか? 関西人は夜でもうどんを食べるのだ。

 店の雰囲気を伝えるのを忘れた。店が新しいせいか、非常に清潔感があふれていた。明るい。コンビ二なみに明るい。中途半端な明るさでないのがいい。いいぞ。奥にはお座敷があった。小さい子供づれのときに便利であろう。接客もいい。水がなくなったら、言っていないのにすぐに水を継ぎ足しに来てくれたし、オーダーを頼むのも呼ぶ前に見計らって、テーブルに来てくれたし、好印象。教育が行き届いている感じだ。また、すでに述べてしまったが、麺の手打ちするのが見えるようになっているのも、客寄せ的にはいい感じだし、そこに不潔感が見られないのがいい。大島敏よ、客は、よく見てるぞ。手打ちをアピールするのはいいが、客は手打ち作業だけを見るのではない。作業に使われる道具、作業している人のしぐさ、手打ちした麺をどこにおいているか等々、自分たちが食べる食材だからよく見てるぞ。特に手で汗をぬぐってそれでそのまま手打ち作業をさせるのではないぞ。汗をかくことは厳禁じゃ。道具も清潔に保っておけよ。バイトの面々をよく教育しておけ。また、座席数の割りに従業員が多い感じがするので、そこは、経営課題としてサービスの質を落とさず合理化を図って、末永く営業できるようにしてほしい。たのんだぞ。合理化の提案として、メニューが少ないのを生かして、食券の活用を考えてみてはどうじゃ? ただ、温かみのある手作りを目指しているお前の経営方針からは、離れてしまうかもしれないがな。ひとつ言い忘れた。なぜ、テーブルひとつひとつに紙ナプキンを置かない? うどんをすすった時にテーブルとかにおつゆが飛ぶだろう、それを拭きたかったし、食事が終わったときに口を拭きたくなるのに、紙ナプキンがないからふけなかった。従業員を1名ほど減らして、紙ナプキンを各テーブルに最低1つは置け。ティッシュじゃ、そこらのラーメン屋と変わらないぞ。腹いっぺぇうどんとしてのブランドを大事にしたいのなら、紙ナプキンとしておけ。そこまで考えろ。

 あ、値段だが、400グラムの豚肉汁うどんは650円。俺にとってはちょうどいい感じの値段だ。

Tenbukkake_2 ひゃく殿といっしょに行ったのだが、ひゃく殿は、天ぶっかけというぶっかけうどん(800円)を食された。これも、おいしかったそうだ。すこし油ギッシュと言っておったがてんぷらうどんなので、いたしかたないかも知れない。

 他のみんなもためしに武蔵野腹いっぺぇうどんを食してくれたまえ。おいしい。腹いっぺぇだけあって普通盛りでおなかいっぱいになる。豚肉汁うどんがおすすめだな。讃岐うどんとは、また違った味わいがある。

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コメント

おぉ、なにやら海原雄山のような評論
すばらしい
しかも経営方針まで指摘してくれるとは
さぞかし大島殿もお喜びであられましょう

投稿: 吉法師 | 2007年12月 8日 (土) 18時24分

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